今週の推奨品

弥勒房 第255回目

数珠と言うと、どんな玉の素材なのか、ということがまず気になる方が多いと思いますが、房についても負けず劣らず大切なものです。数珠玉の中を通る紐が親珠の中を通り、房へと繋がります。数珠の玉は菩薩修行の階梯のシンボルとされ、親珠を通り結ばれ撚られる房となることで、数珠は仏の法具となり、持つ方の幸せを導きます。山田念珠堂がオリジナル房として弥勒房を世に送り出してから十数年以上経過いたしますが、糸質はもちろん高い技術で極細の正絹を撚り上げ房に仕立て上げるスタイルは、当時は画期的なものでした。最初に出した女性用片手が好評なため、男性用も展開させていただいた経緯がございます。弥勒房は弊社の商標登録商品でございます。