今週は、これまでにもご好評をいただいてきた星月菩提樹を、改めてご紹介いたします。星月菩提樹は、海南島や中国南部を主産地とする「紅籐子（こうとうし）」の種子を用いた、菩提樹の中でも最も代表的な素材のひとつ。玉の表面に点在する無数の黒点を「星」、一か所にある窪みを「月」に見立て、宇宙や悟りの世界を象徴すると伝えられてきました。市場には外見のよく似た「砂籐子（さとうし）」も流通しておりますが、こちらは別樹種の種子に加工を施した代替品となります。弊社では、天然の紅籐子のみを厳選し、本来の色合いと風合いを生かした仕立てを行っております。使い込むほどに深まる艶と、穏やかな表情は、天然素材ならではの魅力です。