今週の推奨品

桜貝 第387回目

ほんのりとしたピンクの色合いが印象的な「桜貝(サクラガイ)」は海辺に打ち寄せられる淡桃色の貝殻。桜の花びらのように繊細で美しい色調から、その名がつけられ、古くから日本でも春の季語として詠まれてきた素材。和歌にも「伊勢のうみ なみの玉よる さくらがい」と詠まれ、古来よりその美しさが人々を魅了してきたことが記録されています。この片手念珠は、そんな天然の桜貝を珠として用いた一品。貝そのものが持つ微妙な色の濃淡や光沢は、まるで桜の季節をいつも身近に感じさせてくれるかのようです。祈りを捧げ手にするたび、貝殻がかつて海の中で息づいていた時間をそっと想わせる、そんな趣があります。春を迎える時期に、女性におすすめできる気品ある逸品です。