釈迦凡天30周年 【3】 宗派別特集

日本の仏教には いろいろな宗派があり、それぞれの教えがございます。御念珠についても同様にその宗派ごとの「本式念珠」がございます。

釈迦凡天30周年を記念し、前回までは宗派を問わず使える「略式念珠」をご紹介させていただきました。今回からは、釈迦凡天を使った各宗派ごとの「本式念珠」を4週にわたり特集でお届けいたします。

そのはじめは「真言宗」。一般的な、皆さまにお使いいただきたい在家用の本式の数珠を取り上げましたので、「略式念珠」との違いなども併せてご覧いただければと存じます。

真言宗の宗祖、空海は804年留学僧として遣唐使船で中国にわたり、密教を授けられました。空海は体系化した密教を伝えます。816年、高野山を賜り、金剛峯寺を開創。823年に賜った教王護国寺と併せ真言宗の根本道場としました。

現在、密教は日本とチベットだけで 信仰が続いています。

真言宗の数珠については、こちらもご覧ください。