数珠の選び方

数珠の選び方 12.腕輪念珠ではいけませんか。

腕輪念珠でいけない事とは何でしょう。法要への参加などの事でしょうか。

もし法要に参加する時に手元にお念珠が無い場合、腕輪念珠でも構わないと思います。何も持たないより、腕輪念珠で手を合わす事をおすすめします。

念珠には、「本連数珠」と「片手数珠」があります。「本連数珠」は、宗派ごとに仕立てられている数珠を言い、形式に則った数珠とされています。「片手数珠」は、宗派を問わずお使いできる略式の数珠です。

僧侶の方々は、宗派ごとの本連数珠で法要に参加されますが、普段は片手数珠をお持ちの事もありますし、贈答用に片手数珠をお贈りされる場合もあります。

一般的には、片手数珠で法要に参加したり、寺院参拝される方も多いのではないでしょうか。

では腕輪念珠って何でしょう?

本連数珠や片手数珠をカバンに入れて持ち歩く方もたくさんおられますが、腕輪念珠は、念珠をいつも身につけて持っていられるよう進化した念珠だと思います。念珠は仏教の象徴とも言える法具です。念珠を見ると、いつでも仏教を思い出す事ができます。心を穏やかに、やさしい心を呼びおこしてくれるもの。腕輪念珠は、他の念珠に比べお守りの要素が更に強いのかもしれません。ちょっとした寺院参拝にも活躍しそうです。腕輪念珠にも、本連数珠のように108玉を使った腕輪や、着けやすいブレス型の腕輪など、様々なタイプがありますので、ご自身に合った腕輪念珠を選んでみてください。

花好み 朝顔© ブレス念珠型を実際に身に付けて頂きました(クリック)
花好み 蓮華© 腕輪念珠型を実際に身に付けて頂きました(クリック)