山田和義の数珠の話

山田和義 数珠の話(6)社内工房での撚り房の製作

 前回は軸組のことについて紹介しましたが、珠数と言えばやはり房が大切です。撚り房にする・梵天にする・小田巻(釈迦梵天)・紐房(阿弥陀房)にする(正紐・利休紐)これが本来の数珠屋の仕事に成ります。山田念珠堂ではこの房作りの工程をお見せできる工房が有ります。いつでも見学にいらして下さい。

 社内工房には数珠屋では業界唯一とも言える撚り房の製造機械を有しています。

 オリジナルの細房(弥勒房)から従来の新松・松房、量販用、片手用までの製造が可能です。

 既にご承知の通り、弊社の撚り房は房止めに際しノリ付けは致しておらず、特殊な方法で差し込むと抜けなく成る実用新案で、製作の時間短縮を実現しています。


山田念珠堂の数珠製造工房に関しては、HPでも紹介しておりますので、是非ご覧下さい。ここをクリックしてください。